クマとオオカミ

著者プロフィール

ダニエル・サルミエリ

アメリカのイラストレーター、絵本作家。ニューヨーク出身。絵を担当した『ドラゴンはタコスがだいすき』（パイインターナショナル）は、全米累計発行部数が100万部を超えるベストセラーとなる。ほかに、『ハイファイブ』（ひさかたチャイルド）が日本に紹介されている。本書『クマとオオカミ』BearandWolfで初めて絵と文章の両方を手がけた。

やまぐちふみお

翻訳家。英米の絵本や物語の翻訳を手がける。訳書に『きょうはみんなでクマがりだ』『ぼく、お月さまとはなしたよ』『ランパンパン』『プーさんとであった日』『うちのネコがきらいです』（いずれも評論社）などがある。

担当編集者より

だれもが経験したことがある、なにかをきっかけにふと誰かと心がつながる瞬間が美しく描かれています。クマとオオカミの心を近づけた静かな夜の森の説得力のある美しさ、２頭の表情、彩り豊かな春の森など、見ごたえのある絵は作者の新境地と言える仕上がりです。