いつか飛び立とう、あの鳥のように。その夢がある限り、私たちは前へ進める。スカーレットは12歳。母さんと弟と、三人で静かに暮らすことが願いだ。なのに母さんは入院しなくちゃいけないし、弟は児童ケアホームに入らなくちゃいけない。どうして家族が離れ離れになるの?
ジル・ルイス 作 / さくまゆみこ 訳
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ジル・ルイス
イギリスの作家。幼いときから野生動物に興味を持ち、長じて獣医となる。児童文学の創作を学び、『ミサゴのくる谷』でデビュー。この作品が高い評価を受け、つづけて『白いイルカの浜辺』、MoonBearを発表。
さくまゆみこ
翻訳家・編集者。著書に『子どもを本好きにする50の方法』『エンザロ村のかまど』、翻訳に「クロニクル千古の闇」シリーズ、『ミサゴのくる谷』『白いイルカの浜辺』、『わたしのひかり』『いきているひかり』『海のひかり』など多数。
第50回夏休みの本(中学)