ファリードを討つ力を求め、旅を続けるカリーナ。
その力は本当にあるのか。命を世界に捧げられるのか。さまざまな想いに揺れる。
マリクもまた、守るべき家族と世界、はじめて自分を認めてくれた師・ファリード、そしてカリーナへの想いの間で引き裂かれていた。
運命の定めから、逃れることはできるのか?
ふたりが未来のために下した決断とは――。
シリーズ完結編!!
ローズアン・A・ブラウン 作
/ 三辺律子 訳
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著者プロフィール
ローズアン・A・ブラウン
アメリカの作家。ワシントン郊外在住。ガーナで生まれ、3歳の時にアメリカに移住。メリーランド大学でジャーナリズムを学ぶ。また、同校で、短編小説、詩、脚本の創作を学ぶ、ヒメネス=ポーター・ライターズ・ハウス・プログラムを修了。石川県能美市で、外国語指導助手を務めていたこともある。デビュー作である本書の前日譚『ズィーラーン国伝Ⅰ 神霊の血族』『ズィーラーン国伝Ⅱ 王の心臓』(A Song of Wraiths and Ruin、日本では2分冊して発刊)がニューヨーク・タイムズでベストセラーとなる。小学生(8歳~12歳)向けの「Serwa Boateng」シリーズもガーナの伝承をとりいれた学園ファンタジーとして、高く評価されている。
三辺律子
東京都生まれ。英米文学翻訳家。白百合女子大学、専修大学講師。主な訳書に「ドラゴンシップ」シリーズ(評論社)、「龍のすむ家」シリーズ(竹書房)、『最後のドラゴン』(あすなろ書房)、「オリシャ戦記」シリーズ(静山社)など。共編著書に『BOOKMARK 翻訳者による海外文学ブックガイド1&2』(CEメディアハウス)などがある。
担当編集者より
物語に現代にむけた鋭い示唆をたくさん潜ませているのも本作の魅力の一つ。それぞれの登場人物の決断、理想とする国の在り方、ひとつひとつに著者の想いが込められています。ついにシリーズ最終巻。カリーナとマリクの恋の行方も気になるところ。じっくり読んでいただくと、ヒントがあります。トゥーンデの視点で語られる「余章」も収録!