となりの家は、長く空き家のまま。ステラは、自分と同い年の友だちが引っ越してきたらどんなにいいかと夢見ていました。ある日、なんとそこに月が引っ越してきます。家はやさしい光で満たされ、ステラは月と友だちになりました。
けれど、月が空からいなくなったことで、世界中が大さわぎ! 潮の満ち引きは止まり、地球にも異変が起こり始めます。それでも、月は地上での暮らしをすっかりきにいり、庭づくりに精を出しています。やがてその居場所が世界中に知られてしまって――。
地球の生きものたちには、月が必要です。大好きな友だちにそばにいてほしいという気持ちと、みんなのために正しいことをしたいという気持ち。そのあいだでゆれながら、ステラは世界全体に目を向けることを学んでいきます。ステラは、月を空へ帰すことができるのでしょうか?
月と少女の、ちょっとふしぎな友情の物語。 巻頭・巻末には、月にまつわる科学ページも収録。自然への興味を広げ、科学への扉を
そっと開いてくれる絵本です。
スー・ソルティス 作
/ ソニア・サンチェス 絵
/ ひさやまたいち 訳
- カテゴリ
- 絵本
- シリーズ名
- ISBN
- 9784566081178
- 税込定価
- 1,980 円
- 発売日
- 2026年08月
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著者プロフィール
スー・ソルティス
アメリカの絵本作家。12歳のとき、スヌーピーのノートに初めて詩を書いて以来、物語を書くことに夢中になる。2011年にデビュー作Nothing Like a Puffinを発表し、シャーロット・ゾロトウ賞優秀作品に選ばれるなど、高い評価を受ける。2020年には2作目の絵本The Stars Just Up the Streetを発表。ノースカロライナ州に住み、地域に根ざした在来種の木や花を植え、堆肥づくりをし、マメコバチが集まる庭づくりを楽しんでいる。
ソニア・サンチェス
スペインの絵本作家、イラストレーター。バルセロナ在住。Here I Amでアイズナー賞候補となる。Evelyn Del Rey Is Moving Awayなど、子どもの心の動きを繊細に描いた作品で高い評価を受けている。夫と子ども、そしてのんびりした猫と暮らしている。
ひさやまたいち
翻訳家。英米の絵本や物語の翻訳を手がける。おもな絵本の翻訳に『ずーっと ずっと だいすきだよ』『木に なろう!』『おじいちゃんの くるみの き』『まよなかの おはなしかい』『ほんとうの よるを さがして』『おしゃべりパパの だいぼうけん』(すべて評論社)などがある。
担当編集者より
月と少女の友情の物語をとおして、自然や科学への興味を育む絵本です。物語に登場する、月が丹精込めて植物を育てる庭は、著者自身の庭がモデル。植物や虫たちへのあたたかなまなざしも、この作品の大きな魅力です。